地域のがん治療の拠点です
がん治療体制
地域がん診療連携病院とは
「地域がん診療連携拠点病院」とは、国(厚生労働省)が「がん診療体制」を充実させる目的で、各都道府県の二次医療圏に一箇所を目安に指定し、その地域のがん診療の拠点病院としたものです。
当院は阪神北医療圏(伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町)で唯一の国指定の「がん拠点病院」です。(他に、兵庫県独自の県指定がん拠点病院も順次、指定されつつあります。) 「地域がん診療連携拠点病院」とは、国(厚生労働省)が「がん診療体制」を充実させる目的で、各都道府県の二次医療圏に一箇所を目安に指定し、その地域のがん診療の拠点病院としたものです。
当院は阪神北医療圏(伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町)で唯一の国指定の「がん拠点病院」です。(他に、兵庫県独自の県指定がん拠点病院も順次、指定されつつあります。)
この「質の高いがん医療」を提供することを目指した、厚生労働大臣が指定した拠点病院は兵庫県で14施設、全国では388施設になります。
「地域がん診療連携拠点病院」の担う役割
- 診療体制では
- 日本人に多いといわれるがん(肺がん、胃がん、肝がん、大腸がん、乳がん)を中心に、食道がん、胆道癌、膵癌、前立腺がん、頭頚部癌など専門的ながん医療において、高度先進医療として的確に対応できるように、機器、技術などすべての面での診療体制を整えています。
- 研修体制では
- がん診療の連携協力体制として、地域医療圏において院内、院外を問わず、がん医療に携わる医師、薬剤師、看護師そのほか多くの医療関係者を対象に研修(がん関連勉強会、緩和ケア研修会など)を実施しています。
- 情報提供体制では
- 「相談支援センター」(当院では地域医療福祉センタ-内にあります)では、国立がん研究センターで研修した看護師などによる、がん患者さんやその家族ならびに地域住民、地域の医療機関等に対し、種々のがん関連の相談の対応や、必要な情報収集を行っています。さらには地域住民を対象としたがん啓蒙活動としての市民公開講座も開催しています。

専門的ながん治療の内容
対応しているがんの種類
| 外科 | 食道がん 胃がん 大腸直腸がん 肝がん 胆道がん 膵がん 乳がん 甲状腺がん 肺がん など |
|---|---|
| 泌尿器科 | 腎がん 前立腺がん など |
| 耳鼻科 | 喉頭がん 咽頭がん 甲状腺がん など |
| 婦人科 | 子宮がん 卵巣がん など |
| 皮膚科 | 皮膚がん(扁平上皮癌) など |
| 口腔外科 | 舌がん 口腔底がん 歯肉がん など |
| 消化器内科 | 肝臓がん 消化器がん など |
| 呼吸器内科 | 肺がん など |
当院におけるがん治療について
| 臨床検査科部長/吉田 恭太郎 | |
| 口腔外科医長/石井 庄一郎 | |
| 泌尿器科部長/本多 正人 | |
| 放射線診断科部長/上甲 剛 | |
| 外科医長/小森 孝通 | |
| 外科医長/高地 耕 | |
| 外科医長/西岡 清訓 | |
| 外科医長/松本 崇 | |
| 内科医長/石津 由里子 | |
| 外科部長/上村 佳央 | |
| 副院長/小林 研二 | |
| 呼吸器内科/田村 慶郎 |
がんの治療内容のtopics
- 先端技術を用いた手術
最新の機器を用い、体にやさしいと考えられている、腹腔鏡、胸腔鏡を用いた手術を各科とも取り入れています。
また最先端の手術器具(リガ-シュア-、ハ-モニックスカルペル、CUSAなど)をもちい、出血量をへらし、多くの手術で、無輸血手術が行われています。
⇒手術室紹介ページ
- 専門医による適切な放射線治療の実施
当院には日本医学放射線学会放射線治療専門医・放射線腫瘍学認定医、日本放射線腫瘍学会放射線治療専門医の資格をもった放射線治療医がおり、各種の腫瘍の状態に応じた適切な治療を行っています。
⇒放射線治療科紹介ページ
- 安心安全に体制整備された環境で実施する化学療法
- 化学療法委員会にて治療内容を審議されたレジメンを用いて治療を行います。
当院には専門の研修を終了した「がん薬物療法認定薬剤師」がおり、薬剤の使用方法については事前にきちんと医師や薬剤師からご説明させていただきますので、安心して治療を受けていただくことができます。従来の入院治療から、外来化学療法室での治療へ移行し、患者さまの生活に与える影響を減らすように工夫しています。
⇒化学療法室紹介ページ


- 高度な技術で行う内視鏡治療
ごく早期の消化管がんに対して、皮膚切開のない内視鏡切除を行っています。
⇒内視鏡センター紹介ページ
- 他職種によるチーム医療で行う緩和医療
がんによって生じる体の不調や心の問題に、患者さまに寄り添ってケアしています。
医師、専門の資格を持った看護師、臨床心理士、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、医療ソーシャルワーカーがチームとなって活動しています。
⇒チーム医療紹介ページ
⇒緩和ケア認定看護師(看護部特設サイト)
- KIZUKIの会の開催
「KIZUKIの会」とは、緩和ケア医療の一環として、がん患者さまとそのご家族を対象に行われるサポートプログラムです。
医師や認定薬剤師などが「がんに関する講義」を行い、患者さまの疑問にお答えします。
また、認定看護師や心理療法士とともに、希望される参加者同士が交流できる時間を持ちます。
「講義と集い」から、がん患者さまとそのご家族の一助となることが「KIZUKIの会」の願いです。
がん診療連携拠点病院としての活動
キャンサーボードの実施
キャンサーボード(Cancer Boad)とは従来の縦割りの診療科の垣根を取り払い外科、内科、放射線科、病理科、薬剤師、看護師などの多職種のものが一同に集まり、一例ずつの症例について治療法を包括的に議論する場のことです。
そこでは、疾患の種類や病期、合併症を考慮したうえで、更には患者さまの意思を尊重した、最適な治療法について、検討し、実際の治療に結びつけています。
がん地域連携クリニカルパス
がんの地域連携クリニカルパス(以下、「がん地域連携パス」)とは、がん診療連携拠点病院と地域の医療機関等が作成する役割分担表、地域連携診療計画表および患者さま用診療計画表から構成されるがん患者さまに対する診療全体を体系化したものをいいます。
具体的には当院で治療をされた患者さまの術後の経過観察を、当院と、かかりつけの医療機関とで、役割を分担して行うというものです。
実際には患者さまに「連携ノート」という冊子を持ってもらい、これにカルテの機能を持たせて、患者さまにも病状についての認識を確実にしていただき、がん再発の早期発見に努めるものです。
⇒がん地域連携パス詳細
がん早期発見のために
がんの治療は、早期発見・早期治療が大切です。
当院では、各種がん検診(乳がん、胃がん、大腸がん、前立腺がん、子宮がん)を行っています。
特に、当院の取り組みとして、乳がんの早期発見に向けて、女性のために、乳腺撮影検査(マンモグラフィー)、乳腺超音波検査において、女性の診療放射線技師、臨床検査技師が担当しており、安心して検査を受けていただける環境も整えています。

がんに関する相談
患者さまやご家族が、がん医療に関する治療や検査、費用、療養上の問題などさまざまな疑問や心配事に対する相談を地域医療福祉センターの看護師または医療ソーシャルワーカーが行っています。
プライバシーは厳守しますので、安心してご相談ください。
⇒医療相談ページ
セカンドオピニオンの対応
セカンド・オピニオンとは、よりよい決断をするために、当事者以外の専門的な知識を持った第三者の「意見」、または「意見を求める行為」のことです。
具体的には、たとえば、他の病院である疾患のため、手術をすすめられたが、どうも納得いかない、理解できないときに、当院にきていただき、その診断と、薦められた治療法に妥当性があるかどうかについて当院の医師の意見を聞きに来ていただく仕組みです。
各疾患において、対応医を決めており、地域医療福祉センターが調整を行っています。
がんに関する情報提供
ことのはひろば
1階サービスセンター横で、がんに関する書籍や冊子、治療や介護など療養に役立つ情報を準備しており、自由に閲覧していただけます。
現在、図書の貸し出しは行っておりません。


がん登録事業
がん医療の情報をデータベースにしています。全国のがん診療連携拠点病院の情報が集められ、今後のがん医療の基礎資料となります。
がん医療に関する公開講座の開催
地域の皆さまを対象に、がんに関する最新治療や当院の取り組みを知っていただくための公開講座を開催しています。


がんに関する情報提供
国立がん研究センターからのがんに関する情報を、地域の皆さまにお届けしています。
⇒国立がん研究センターがん情報サービス

















