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医療関係の方へ

病理診断科





日本病理学会 認定施設
日本臨床細胞学会 認定施設

 

病理診断科の特色

病理診断は、患者さまの体より採取された病変の組織や細胞から、顕微鏡用のガラス標本を作り、この標本を顕微鏡で観察し診断するものです。
病理診断は、患者さまに対する最終診断として大きな役割を果たします。

病理診断には次のものがあります。

1) 細胞診断
2) 生検組織診断
3) 手術で摘出された臓器、組織の診断
4) 手術中の迅速診断
5) 病理解剖


当院では、現在日本病理学会認定の病理専門医1名、細胞検査士(スクリーナー)3名が勤務しています。


患者さまから得られた組織や細胞を通して、臨床医との対話に基づいた“顔の見える病理診断”をモットーに、病理標本をただ顕鏡し報告するのではなく、臨床医から得られた所見や画像所見等と対比しつつ、臨床と密着した病理診断を心掛けています。

また、病理解剖を承諾いただいた場合には、生前の病気の進行具合や治療の効果、死因等を謙虚に学ばせて頂き、医療の進歩に貢献していきたいと考えております。

業務実績(1月~12月)

組織診数 迅速診断数 細胞診数 剖検数
2014年 5,398 305 9,045 13
2015年 5,439 289 9,079 9
2016年 5,094 244 9,170 9





患者さまへ

「病理診断科」とは、あまり聞きなれない診療科だと思いますが、みなさんの中には胃・大腸や肺の内視鏡検査を行った際に病変の一部をつまみ採ったり、手術によって摘出されたりして、その結果によって診断がついたり、治療方針が決定した、という経験があるのではないでしょうか。

そうです。その診断をしていたのが病理診断科の病理医なのです。

病理診断を行う病理医は、専門医試験に合格すると「病理専門医」となります。

そして頭のてっぺんから足の指先まで、全身すべての病気を対象とした病理診断を毎日おこなっています。

「病理」というのは“病気を理解する”ことを目的とした分野であり、「病理医」は顕微鏡などを用いて、病気の名前を決定する「病理診断」を行っています。

病理診断の中には、痰や尿の中に混じったがん細胞を調べる「細胞診断」、病変の一部をつまみ採って調べる「生検組織診断」、手術で摘出された臓器を調べて、どのような病変がどれくらい進行しているか、手術で取り切れたのか、追加治療が必要かどうか、がんの場合はタチの悪さや転移の有無など治療方針決定に役立つ情報を臨床医に提供する「手術で摘出された臓器・組織の診断」、病死された患者さんのご遺体を解剖して生前の診断は正しかったのか、どのくらい病気が進行していたのか、適切な治療がなされていたのか、治療の効果はどれくらいあったのか、死因は何か、といったことを判断する「病理解剖」があります。

また、抗がん剤の選択に寄与する免疫組織化学的手法やがん遺伝子の検査も適宜行っています。

さて、この病理専門医ですが、通常は患者の前に出ない医師として中規模以上の総合病院で働いており、各科の臨床医と病理診断について多数の検討会を重ね、治療方針などについて重要な助言をおこなっています。

当院では病理解剖の結果説明や、患者さんが病理結果について直接病理医に訊ねてみたい場合に、直接説明(病理外来)をしています。

ご自分の“病変”や“がん細胞”を見てみたい、と思われる方は、ぜひ担当医にお声かけください。



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スタッフ紹介

名前 (ふりがな) 安原 裕美子(やすはら ゆみこ)
役職 病理診断科部長
専門分野 外科病理一般
学会専門医・
認定医
死体解剖資格
日本病理学会認定 病理専門医
日本臨床細胞学会認定 細胞診専門医
日本臨床検査医学会認定 臨床検査管理医

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