不妊症看護認定看護師

不妊症看護認定看護師の役割

不妊症治療は、現在自由診療です。そのため不妊症夫婦は、費用・年齢・仕事の両立など様々な問題に直面し、葛藤しなから治療を行っています。その様な方々に情報提供や相談を行い、治療について納得した自己決定ができるように支援を行います。また、看護職者への指導・相談対応を行い、チームで不妊症夫婦を支援していきます。

活動の具体例

  • 不妊夫婦に対する相談業務(毎週木曜日午後):不妊治療に関する情報提供及び心理的サポートを行っています。
  • 採卵や胚移植の際に、患者さまの診療支援を行っています。
  • 治療後の妊娠・分娩・産褥や育児期に対して必要な支援を行っています。

スペシャリストインタビュー

不妊症看護認定看護師

私は、産婦人科外来と4階東病棟で勤務をしています。外来では不妊相談を行い、病棟では採卵や胚移植介助を行っています。また治療後の妊娠・分娩・産褥期に保健指導や実技指導を行っています。不妊症の方や不妊症の可能性がある方に私は寄り添いながら、夫婦が望む治療が選択できるように自己決定を支援しています。昨今不妊治療技術は、がんサバイバーの妊孕性温存や治療後の妊娠に関する支援に活用されています。当院は、地域がん診療連携病院のため妊孕性に関する支援も必要な役割であり、今後対応していく必要があると考えています。

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