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人間ドック、受けてみませんか?

2022.04.14

お知らせ

人間ドックで何がわかる?

近年、「予防医学」が注目されています。「予防医学」とは「病気にかからないように予防する」という考え方です。病気にかかってから治すのではなく、病気になりにくい体づくりを推進して健康を維持することを目的としています。

会社に勤めている方は年に1回定期健康診断が義務付けられており、また主婦や自営業の方は自治体等保険者が主催する健康診査を受けることができます。しかし、これらの健診は内容が限られているため、体全体をチェックするには限界があります。

人間ドックでは詳しい検査を多項目にわたり行い、多くの病気の早期発見につながります。また健診で異常がない方も、人間ドックで異常が見つかることがあります。糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病はかなり進行しないと自覚症状がなく、がんも何年もかかって進行するケースが多いです。体の異常を早く発見し、早期に治療を始めれば治癒することもできます。これまで受けたことがない方もぜひ人間ドックを受診してください。

人間ドックの由来

人間ドックは1954年(昭和29年)に東京の病院でスタートし、その後全国の病院や施設へと広まりました。諸説ありますが、『ドック』とは船を点検・修理するためのドック(dock)に由来するといわれています。船が長い航海のあと点検・修理のためにドックに入るように、定期的にご自身のエンジンやスクリューを点検する機会として人間ドックを利用してみてはいかがでしょうか。

Withコロナと健診

新型コロナウイルス感染症への感染の懸念から健診やがん検診の受診を控えられる方が多いというデータがあります。健診やがん検診では自覚症状の現れにくい病気の発見もできる可能性があり、過度の受診控えはそれらの病気や健康上のリスクを高めてしまうおそれがあります。2017年の厚生労働省調査によると、『自覚症状がなかった患者が受診した理由」で最も多かったのが「健康診断で指摘されたから」(42.7%)でした。がんに関していえば、日本国内で毎年新たにがんと診断される方は約100万人いますが、がん患者のうち46人に1人が健診やがん検診などがきっかけで発見されています。

医療機関や健診施設等ではガイドラインに基づいて感染症対策に取り組んでいます。
病気の早期発見、生活習慣病の予防、健康維持のためにご自身の健康状態を知ることができるドック健診やがん検診をぜひ受診してください。
基礎疾患をお持ちの方や高齢の方など受診による感染リスクをご心配の方は、まずはかかりつけ医や受診される医療機関と相談してみてください。

最新がん統計

がん羅患率の順位(2020年推計値)

1位 2位 3位 4位 5位
男性 前立腺 大腸 肝臓
女性 乳房 大腸 子宮

がん死亡率の順位(2019年)

1位 2位 3位 4位 5位
男性 大腸 膵臓 肝臓
女性 大腸 膵臓 乳房

出典:公益財団法人 がん研究振興財団「がんの統計2021」

 

 

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