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ロボット支援下鼠径ヘルニア修復術を開始

2025.08.22

お知らせ

阪神北医療圏初、最先端のロボット支援鼠径ヘルニア手術

鼠径(そけい)ヘルニアとは

鼠径ヘルニアは、足の付け根の部分の「脱腸」が起こる病気で、多くは中高年の方にみられます。歩くときや重たいものを持ったときに、膨らみや痛みを感じることがあり、放置するとヘルニアが徐々に大きくなり、痛みや不快感が強くなることがあります。

成人の鼠経ヘルニアは自然に治ることはありません。根本的な治療には手術が必要です。

鼠径ヘルニア治療

鼠径ヘルニアの手術には、大きく分けて2つの方法があります。

 

切開法

足の付け根を数cm切開し、弱くなった部分をメッシュという特殊なシートで補強します。多くの症例で行われてきた標準的な治療です。

 

腹腔鏡手術

腹腔鏡手術では、小さな穴を数か所開け、内視鏡と細い器具を用いて手術を行います。体の負担が少なく、術後の痛みが軽く、回復が早いことが特徴です。当院では、この腹腔鏡手術を中心に数多くの症例を経験しており、この分野で豊富な実績を積み重ねてきました。

 

 

診療実績

当院の鼠径ヘルニア手術実績(件)

当院では、これまでに年間100例以上のヘルニア手術を行っています。経験豊富な外科チームと専任スタッフにより安心して治療を受けていただけます。

 

最先端 ロボット支援下鼠径ヘルニア修復術の導入

当院では、20257月より院内の倫理委員会の承認を得て、阪神北医療圏初のロボット支援下鼠径ヘルニア修復術を導入しました。日本国内でも本術式を導入している施設はいまだにごく少数です。現在、ロボット支援下鼠径ヘルニア手術は自由診療となりますが、費用については保険適用の腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術の金額を考慮して設定しております。主治医より事前に丁寧にご説明いたしますので、安心してご相談ください。

 

鼠径ヘルニアでお困りの方、手術を検討されている方で、当院での治療をご希望される場合は、かかりつけの先生より地域医療室を通じてご相談、ご予約ください。
ロボット支援下大腸手術の風景
(外科医がロボットを操作することで、手ぶれのない繊細な動きや拡大された立体的な視野を確保)

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