外来化学療法室

部署紹介

外来化学療法室は10床あり、月平均150件の抗がん剤治療を行っています。各床にテレビを設置し、快適に過ごせる環境を提供しています。迅速かつ適切な対応ができるよう定期的なシミュレーションを行い、知識と技術の維持に努めています。
がん化学療法を安全・安楽に受けられるよう、各診療科の医師・抗がん剤に熟知した看護師・がん専門薬剤師と協働し、患者さまの個別性に応じた副作用対策を検討し、がんと付き合いながら生活する方を心身ともにサポートしています。

主な仕事

化学療法を受ける患者さまのサポートを行っています。

  • 副作用に対するケア:予防や副作用の確認や対処
  • 患者さま・ご家族さまの不安や混乱への対応
  • 安全・安楽な投与管理
  • 治療を受けるにあたってのアドバイス
  • 各診療科の医師や看護師、院内の様々なスタッフと連携し、チーム医療でサポート

日常の雰囲気

外来化学療法は、繰り返して行われる治療なので、患者さまが定期的に来られます。
病気のことだけでなく、趣味の話題やご家族のことなど、話し上手なスタッフとの会話が弾み、時々脱線することもありますが、患者さまからは、「治療はつらいけれどここに来るのは楽しみ」との言葉をいただいたりもします。
緊張しがちな抗がん剤治療をリラックスして受けられるよう、和やかな雰囲気を心がけ、対応しています。

ここが自慢です

  • 当院では、がん専門薬剤師が3名とがん化学療法看護認定看護師2名が対応できることが強みです。
  • 治療の種類に合わせた「副作用シート」を用いて問診し、症状緩和に向けてのサポートと患者さまのニーズに沿った専門的な看護を提供しています。
  • 患者さまが安全な治療が受けられるよう、技術と知識を持った化学療法穿刺ナースを育成しています。
  • 外来で抗がん剤治療を受ける患者さまにはオリエンテーションを実施し、その時点の心配事を表出してもらい、解決策をサポートしています。
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