新人看護師の研修は「新人看護職員研修ガイドライン」に沿った研修プログラムを企画し実施しています。集合研修と部署でのOJTを組み合わせ、新人が成長できるように支援しています。
看護師として、組織人として、大きく一歩を踏み出す1年目は、与えられた役割と業務を遂行する中で、知識や技術、判断を身につけていきます。大切な最初の1年間をみんなで見守り、しっかりサポートする体制を整えています。
新人看護師は入職後、集合研修を終えてからそれぞれの部署へ配属されます。少しでも現場に出てからのギャップを減らせるよう、事前に学習や技術演習を行います。その後は月1回、1日集合研修の日があります。定期的に同期が集まり研修を受けるので、1年後には同期の強い絆が結ばれています。
当院は、新人が職場に適応し、臨床で必要な知識技術を習得して安全な看護を実践できるように、「全員で支える」ことを目指しています。またプリセプターシップを導入し、新人看護師が安心して成長できる環境づくりに取り組んでいます。
プリセプター制度とは、現場での指導役として先輩(プリセプター)が、新人(プリセプティー)をマンツーマンで教える制度です。
在籍している専門の心理士
当院ではメンタルヘルス ケア センターに在籍している専門の心理士が、看護師をはじめ職員の心のケアも行っています。たとえば新人看護師の場合、入職して3 カ月が非常に大切 といわれています。そこで5 月にメンタルヘルスのオリエンテーションを実施。職場の状況に耳を傾け、不安などあれば最善の対策を打てるように配慮しています。ま た、ベテランも含めた個別相談も行っており、悩んでいれば看護師長・副看護師長クラスも相談をすすめてくれるなど、気軽に相談できる体制になっています。
一人で抱え込まず 相談しやすい環境です。
新人看護師さんの場合は、“悩んでいるのは自分だけじゃない”とわかるだけで、ほっとする人も多いんです。
ぜひ、気軽に相談に来てほしいですね。