人工透析室

部署紹介

人工透析室のベッド数は12床です。
透析導入や周術期、終末期、維持透析施設での透析管理が困難となった患者さまの血液透析や重症急性腎不全に対する臨時透析、緊急透析を行っています。
また、血漿交換・吸着療法などの急性血液浄化療法も行っています。他職種との連携を密に行い、安全で安楽に治療が受けられるよう看護を実践しています。
また、透析中の災害発生、患者さまの急変などにすぐ対応できるよう、医師・看護師・臨床工学技士の他職種を含めた災害・急変対応訓練を年3回実施しています。
病棟と連携して看護ケアや指導内容の情報を共有し、外来患者の療養選択に関わる意思決定支援への取り組みも進めています。

主な仕事

透析治療を開始する前には、患者さまの透析条件を医師・看護師・臨床工学技士で確認し、チームでシャント穿刺、透析管理を行っています。
循環動態が不安定な患者さまも多く、患者さま個々に応じて透析中の全身管理を行うことが重要で、特殊な分野でもあり、幅広い知識や経験が必要です。
日常ケアはもちろん精神的ケアも必要となります。
透析導入期の患者さまへは、透析の概要や食事指導・生活指導も行っています。
また、透析カンファレンスを開催し、患者さまの情報共有や問題解決に向けて取り組んでいます。患者さまが透析治療に真摯に向き合い、安心して透析治療を受けられるよう患者さま一人一人に寄り添った看護を心がけています。

日常の雰囲気

人工透析室では、透析治療を安心・安全に受けていただくために、医師・看護師・臨床工学技士・薬剤師・栄養士・看護助手が協働しチーム医療を行っています。
患者さまがリラックスして透析を受けていただけるように、室内にはアロマを焚いて、オルゴールの曲をBGMで流しています。そのため、とても静かな部署で、スタッフも心穏やかに勤務しています。

ここが自慢です

  • 糖尿病重症化予防(フットケア)講習修了者を中心に、定期的にフットチェックを行い、透析患者の重症下肢虚血の早期発見・予防に努めています。
  • 透析療養従事職員研修や部署内勉強会など専門知識習得へのサポート体制が整っており、異動者の教育体制として、1ヶ月はマンツーマンで業務を行い、3ヶ月間はフォローしながら進めています。
  • 四季折々のディスプレーを職員手作りで作成し、「みんな笑顔で活き生き」をスローガンにコミュニケーションを大切にしています。
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