防災訓練を行いました

ドック棟では、毎年防災訓練を行っています。今年は、新たに「災害時アクションカード」を作成し、健診中に地震災害発生を想定した訓練を行いました。

「アクションカード」とは、作業ごとの手順が1枚のカードに書かれており、できるだけ効率よく災害初動対応を行うために活用するための指示カードです。ドック棟の特徴を踏まえ、限られた人員と限られた資源で効率よく作業ができ、スムーズに被害状況の確認や避難誘導ができるように4種類のカードに役割をまとめ、そのカードを持ったスタッフが、そこに書かれたとおりに行動します。

リーダーが指示や被害状況の確認を取りまとめ、その他の保健師・看護助手・クラーク・事務の職員全員が協力し合って、ドック棟受診者の安否確認・損壊の確認・避難経路の確保、ドック棟外の受診者安否確認などアクションカードに沿って行動しました。また、避難誘導の際には外の非常階段を使うことを想定し、全員で7階から避難指定場所がある1階まで降り、避難誘導する際に気を付けた方が良いことなどに気付くことができました。訓練後は全員で感想や意見を出し合い、修正が必要な点はアクションカードに反映させました。

いつ、どこで、どんな災害が起こるかわかりません。

健診中の受診者が安全に過ごせるように、日ごろから災害時の対応意識を持って、緊急事態発生時に、アクションカードが有効に活用できるように訓練を続けていきたいと思います。　

＜アクションカード＞

＜訓練の様子＞

〈大きな災害がないことを願って・・・病院7階ドック棟からの景色〉