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眼科

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主な診療内容

⽩内障

治療内容

水晶体に混濁が生じることで、視力低下や羞明が生じる疾患です。
白内障手術は、当科で最も多い手術で、阪神間でもトップクラスの手術実績があります。
手術はほぼ全例で、局所麻酔で行い、手術器械は最新のCENTURION®とCONSTELLATION®を用いて、安全で低侵襲な手術を行います。
眼内レンズは従来の単焦点レンズだけでなく、乱視矯正レンズや低加入度分散型眼内レンズ(レンティス®)も取り扱っています。
手術は、片眼の場合は1泊2日、両目の場合は3泊4日で行っております。日帰り手術(0泊2日)も行っております。

緑内障

治療内容

当科で最も力をいれている分野です。
緑内障は、眼圧が⾼くなることによって眼の神経が障害されて⾒えにくくなる病気ですが、ほとんどの緑内障は自覚症状もなく、見える範囲が少しずつ欠けていきます。40歳以上の20人に1人に生じているとも言われ、多くは健康診断で指摘されます。その経過や病態はさまざまで、適切な診療と治療方針の決定が重要です。隅角鏡検査や視野検査(Humphrey自動視野計、Goldmann視野計)、光干渉断層系(OCT)を用いて診断を行います。
治療の基本は緑内障点眼です。選択的レーザー線維柱帯形成術を行うこともあります。
薬物治療やレーザー治療で視野障害進行抑制が困難な症例では、緑内障手術を行います。緑内障手術としては、低侵襲緑内障手術(MIGS)や線維柱帯切除術があります。視力や視野が手術で改善するわけではないのですが、視野障害進行を緩徐にするために行います。病期等を考慮して術式を選択していきます。急性緑内障発作にも対応いたします。

網膜硝子体疾患

治療内容

カメラのフィルムにあたる網膜に生じる疾患です。様々な疾患がありますが、代表疾患としては、血管の疾患である加齢黄斑変性症・網膜静脈閉塞症・網膜動脈閉塞症、硝子体が発症の原因となる網膜剥離・網膜前膜・黄斑円孔があります。

 

検査

光⼲渉断層計(OCT)、OCT⾎管撮影、超広⾓⾛査レーザー眼底カメラなどを活⽤し、診断を行います。

 

網膜光凝固術

網膜裂孔、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症などに対し、レーザー光線で網膜を凝固する治療です。

 

抗血管内皮増殖因子(VEGF)薬の硝⼦体内注射

加齢⻩斑変性、網膜静脈閉塞症などの患者さんに対して⾏っています。 原則として診察と同⽇に外来処置室で⾏っております。当院では抗VEGF薬として、ルセンティス・アイリーア・ラニビズマブBS・バビースモを採用しております。

 

硝子体手術

大阪大学眼科学教室の硝子体専門医師と連携して、網膜前膜や黄斑円孔、強膜内固定などを行っております。網膜剥離などの緊急疾患についても対応しております。
病状によっては対応困難な場合があり、他の専門医療機関にご紹介させていただくことがあります。

 

角膜疾患(帯状角膜変性症 塩酸処理、角膜感染)

角膜感染

コンタクトの不適切使用などで角膜に生じた感染ですが、病巣を掻爬し、原因菌を特定したうえでの抗菌薬治療を行います。当院では角膜移植は行っていないため、角膜穿孔例や治療後の角膜混濁については、大阪大学医学部付属病院や大手前病院などの専門病院へ紹介します。

 

帯状角膜変性症

リン酸カルシウムなどが角膜に沈着する疾患ですが、塩酸処理による治療を日帰りもしくは一泊入院で行っております。術後に角膜の菲薄化が生じないため、遠視化も軽度です。

ぶどう膜炎

治療内容

ぶどう膜炎とは、眼の中に炎症を起こす病気の総称で、霧視、⾶蚊症、羞明などの症状がみられます。原因はさまざまで、免疫異常、感染、腫瘍などがありますが、原因が特定できない場合も多数あります。蛍光眼底検査や全⾝検査で原因を調べるとともに、眼局所および全⾝治療を⾏っております。
サルコイドーシス、ベーチェット病、リウマチ等の全⾝疾患のある場合、当院の免疫内科と連携して治療を⾏ってまいります。

外眼部疾患

治療内容

翼状⽚、眼瞼腫瘍、霰粒腫、下眼瞼内反症などに対して⼿術を⾏っています。 眼瞼下垂に対する⼿術は形成外科に依頼しています。眼瞼痙攣や片側顔面痙攣についてはボトックス注射 を行っております。

 

形成外科について

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